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〒812-0858 福岡市博多区月隈2丁目3-11「博多月隈郵便局」傍の歯科医院です。

白い詰め物・被せ物

白い詰め物、被せもの

最近では口の中に金属は使いたくないという方が増えてきているように感じます。

「メタルフリー」と呼ばれるこの治療法には実は見た目だけではない、色々な意味が隠されているのです。

 

一般的に保険診療でも用いられている「銀歯」と呼ばれる金属の治療。

銀歯の金属は厚生労働省が定めたものが使用されるので安心して頂いてよいのですが、見た目だけではない、いくつかの注意すべき点があります。

 

①プラーク(歯垢)がつきやすい

金属表面は歯の表面やセラミックなどと比較してプラークがつきやすい性質を持っています。特に歯と歯の間や根元の近くなど、磨きにくいところでは気づかないうちに増殖していることがあります。

磨きにくいところや、歯周病をしっかりと治したいところ、虫歯の再発を防ぎたいところには注意が必要です。

②金属アレルギー

近年多くなってきているのが金属アレルギー。アクセサリーなどで気付く方も多いようです。掌蹠膿疱症(手のひらや足の裏にブツブツが出来る疾患)などは歯科金属アレルギーからくる場合もあります。

実際にメタルフリー治療によって改善されるケースもあります。気になる方はパッチテストを依頼することもできますので一度ご相談ください。

③硬さ

金属には割れにくいというメリットがありますが、反面硬すぎるという欠点があります。

咬み合わせの相手の歯を痛めたりすることがあります。また部分的な詰め物の場合、境目では歯の方が欠けるとそこから虫歯になりやすい環境になってしまいます。

メタルフリー治療に用いる素材

金属以外で歯科治療に用いられる材質は近年物性が非常に向上しており、様々な修復に使用することが出来るようになりました。

セラミック

「白い歯」と聞くとセラミックと思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。セラミックは歯科材料としても長く使われてきた信頼性のある材料です。光の透過性や色調など、歯に近い見た目を再現できる材質であり、審美治療の代表的な材質です。

以前は欠けやすいという欠点がありましたは、近年では物性も上がってきており多くの場面で使用されています。

プラークは非常に付着しにくく、歯肉に対する意外性もなく非常に生体親和性に優れた材質です。

ハイブリットセラミック

 セラミックとレジンを混合した複合材料です。セラミックに近い色調や物性を持ちますが、レジンの物性としてプラーク・着色がつきやすい、強度が下がるなどの欠点が出てきます。

レジン

いわゆるプラスチックです。白いというメリットはありますが、プラークの付着性や物性ではセラミックには劣ります。間接修復(型取りをして作成する治療)である冠やインレーなどには保険の前歯を除き、あまり使われなくなりました。

しかし、「ダイレクトボンディング」といわれる直接レジンを充填する治療は、削る量が少なくセメントが介在しない分適合性もよく非常に有効な治療です。

ジルコニア

近年非常に注目されている材料です。

「白くて硬い」という審美性と強度を兼ね備えた材質です。光の透過性もよく、セラミックと組み合わせてより自然な修復が可能になってきました。以前は金属でしか作れなかったものをジルコニアで作成することで、歯の色調再現、歯茎の黒ずみ感の解消、プラーク付着のしにくさなど多くのメリットが得られるようになりました。

当院でも審美修復の多くはこのジルコニアが用いられるようになってきています。