多数歯欠損におすすめ(保険適応外 費用は設計による)
「総入れ歯なんだけどなかなか馴染まなくて使えない…」
「大きな入れ歯は気持ちが悪い」
というお悩みはよく耳にします。
入れ歯はやはり装着に対する違和感、安定の難しさなどが敬遠される理由のようです。
インプラントがいいのは分かっているけど全部をインプラントにするのには予算が難しいというような場合、インプラントオーバーデンチャーという方法があります。
「インプラントオーバーデンチャー」とは数本のインプラントに義歯を留めて安定させる方法です。
総入れ歯の場合、欠損している歯の数は1顎(上額のみ、あるいは下顎のみ)に対し14本になります。通常のブリッジの形でインプラントを入れるとすると少なくとも6本以上が必要で、さらにブリッジの費用がかかります。
インプラントオーバーデンチャーは2~4本程度のインプラントを埋入し、アタッチメントと呼ばれる義歯とインプラントをつなぎとめる装置を装着、「パチッ」とボタンのように固定します。
アタッチメントで留めることで義歯が浮き上がる、動くといったことを防ぎ、沈み込みによる痛みなども解消します。通常の義歯のように安定のために大きくする必要が少なくなるため、違和感はかなり少なくなります。
通常のインプラント治療では骨の造成が必要なケースでも、インプラントオーバーデンチャーでは既存の骨の中で条件がいい場所を選んだり、小さ目のサイズのインプラントを選択することが出来るので、付加的な手術が不要になる場合も多く期間や費用の削減にもつながります。
あごの骨がやせて入れ歯が安定しない、大きな入れ歯では気持ちが悪くてつけられなかったという方におすすめです。